新緑の金時山~登りは短く・下りはのんびり~

しばいぬ が可愛すぎて、正直 富士山がキレイとか周りの山がどうだとか、そんな感動はどっか行ってしまった !


富士山が美しく見える箱根の山「金時山」
都内からのアクセスも良く、登山初心者でも安心して登れる登山道の整備された山 “金時山”に下見を兼ねて行ってきました。

金太郎が色々な獣たちと遊んだ山としても有名で、金太郎が落とした岩に当たって死んでしまった大猪のために、鼻に榊を添えて弔ったということから以前は「猪鼻山」と呼ばれていたそうです。

今回の行程は、登りは短い「金時神社ルート」下りは最長の「金太郎ルート」で、きつい時間は短く・のんびり自然を満喫しながら下る“初心者満喫ルート”です。


〔行程〕
箱根湯本駅―仙石バス停…公時神社…金時山山頂…猪鼻砦跡(丸鉢山)…夕日の滝…地蔵堂バス停―関本バス停(大雄山駅)

箱根湯本―仙石バス停…公時神社(登山口まで)

箱根湯本駅からは③番のりば・桃源台線に乗車します。
バスに揺られて約24分、仙石バス停に到着。料金はIC750円

バス停より15分ほど歩くと右手にゴルフ練習所が見えてきます。
ゴルフ練習場の脇から入り登山口(登山届のポスト・公衆トイレ・登山者用駐車場アリ) を過ぎると公時神社(金時神社)に到着です。

公時神社…金時山山頂

公時神社を抜けるとヒノキの植林。神社があるとヒノキ林が多いですね。社殿の修復などで使えるからかな?!新緑の広葉樹林とヒノキ林を交互に登っていきます。鹿の影響が少ないのかすぐお隣の丹沢と違い下草が豊富でした。イノシシ優勢の土地なのかな。

登山は体力があるうちに頑張りすぎる最初の1時間がキツく感じやすいので、ここは特にゆっくりゆっくり行きましょう。


時間:約1時間15分/公時神社(標高650m)金時山(標高1212m)標高差:562m

金時山 山頂

金時神社から登ると山頂で景色が開けて富士山が目の前に見えます。箱根外輪山の中で一番標高が高いので、富士山を見る山としてはとっても良いです。
山頂の茶屋は2軒あり金時娘の小屋ともう一軒、トイレもあります。

山頂にはポコンと出た岩があり たそがれてみたり、口を開けて芦ノ湖を食べる写真を撮ったり、写真用小道具の金太郎の斧もあったり、山頂ではみんな楽しそうに写真を撮影してました!

金時山山頂…猪鼻砦跡

山頂からは、足柄峠方面へ急坂を下ります。一気に静かなトレイルとなって新緑が綺麗。のんびりと植物観察しながら下りました。

山頂から下りにはツツジの仲間、トウゴクミツバツツジが咲いていました。コヤツ…葉っぱの毛がすごかった!花はキレイでも、葉っぱは毛だらけだな!って思います。ちなみにトウゴク(東国)に対してサイゴク(西国)ミツバツツジもあるみたいですね。
同じところにあったウリハダカエデ。こちら樹皮が瓜肌って言いたいみたいだけど、緑と黒が毒々しくて毒スイカみたいな色してました!!

猪鼻砦跡…夕日の滝

足柄峠へ向かう広い登山道から外れ、猪鼻砦跡からは夕日の滝方面へ下る金太郎ルートです。
アレ?匂いがするぞ…って見つけた山椒(見分け方はトゲが対生)。良い匂いです、いつも嗅いでしまう。
リョウブ林もあり調べると…「ヒメシャラや夏椿と比べるとまだら模様の樹皮が綺麗ではない。」と図鑑で酷評されすぎていたリョウブ。かわいそうです。でも、新芽は山菜に。リョウブ飯。

小さな松ぼっくりみたいな実がついているヤシャブシ。果穂にはタンニンが多く染料になるそうな、草木染とかで使えるんですねー。

少し標高を下げると、またもヒノキの植林エリア。小さな沢の渡渉を何度か繰り返し、林道のような平らな下り道に出ます。

小さな沢沿いで途中、イタチに出会ったり、林道ではオオルリ(野鳥)を観察している大学生サークルに出会ったり、最後はアオダイショウに出会ったり。
たくさんの出会いを経て、夕日の滝へと到着したのでした。

夕日の滝…地蔵堂バス停―関本バス停(大雄山駅)

夕日の滝は断層のズレによって生まれた滝で、夕日が当たるとキレイだ?!とか落ち口に夕日が落ちるから?!とか言われていますがイマイチよく分かりませんでした。
夕日の滝周辺はキャンプ場になっていて、暑い日だったので子供たちが沢の水を水鉄砲で飛ばして遊んでいて心和みました。

夕日の滝からは車道を地蔵堂バス停まで下ります。
棚田と無人野菜販売、古民家の庭に咲く花と川のせせらぎっていう
”ニッポンの田舎”って感じな美しい景色が広がっていました。

近くにはとっても美味しい そば屋さんがあるそうで…次回登山後はそば屋さんで決まりですな!もちろん帰りに箱根の温泉に立ち寄って帰るのも良いですね。

ということでバスに乗り金時山(下見)ハイキングを終えました。
やっぱり“初心者でも楽しめる良い山”ですね!!


アクセス(帰り):地蔵堂バス停からは小田急線新松田駅行きのバスが出ています。途中箱根登山鉄道の大雄山駅(関本バス停)でも下車できます。

“登りちょっと・下りのんびり” 新緑の金時山
*友人をお誘いあわせて プライベートツアーをどうぞ

開催時期: 4月下旬~5月下旬 
〔体力:★★☆☆☆〕
参加費:5000円
催行人数:3~8名