“季節を感じる料理”―ネイチャーガイドなつやすみ研修(後編)
ネイチャーガイドなつやすみの研修、昼に引き続き、後編。夜は、横浜の馬車道にあるイタリアン、Osteria Austroへ行ってきました。
ネイチャーガイドなつやすみ研修 前編『動物と触れ合う ソレイユの丘』の投稿はコチラ。
今回、何故このお店に来たかったのかというと、一番はジビエの料理が楽しめるから。という理由からだったのですが、実際にいただいてみると、それ以上に学びや気づきが沢山ありました。
きっと、自然の恵みを活かした料理を食べたり料理するのが好きな人には、ハマるお店なんじゃないかな~と思います。
まずは前菜から~

真ん中が、アマゴの南蛮漬け、続いて上から時計回りに、イノシシ肉のテリーヌ、燻製ベーコン入りポテトサラダ、パテ、キハダマグロのカルパッチョ、山菜入り鶏ハム、ヨブスマソウのお浸し、ミヤマイラクサのお浸し
と、さり気なく書いたのですが、 ヨブスマソウ?!ミヤマイラクサ?!せっかくなので、調べてみました。
ヨブスマソウについて 、 ミヤマイラクサについて
これらの山菜を、フキノトウを使ったバーニャカウダソースで頂きました。(これもまた初体験!)

水牛のモッツァレラチーズ。
添えてあるお肉は、イノシシ肉の生ハムです。
チーズも、クリーミィで美味。

お次は、アナグマのラグーソース。
代表ユウキ氏が真っ先に選びました。
味は、思ったよりさっぱりしていて、食べやすかった!

メインは、十勝和牛のタリアータ。
右側の、マスタードの粒が大きくて美味!
マスタード、作ってみたいねぇ。と話していたのですが、一体、どのようにつくるのでしょうかね?
今度、調べてみることにしましょう(^^)
マスタードの近くに振りかけてあるのは、コショウではなく、山椒。
ここでも山の恵みが!!
素晴らしいです。

最後はデザート。(すみません。研修といいつつ、私の誕生日なので、プレートに名前が・・・笑)
上から、グリーンピースのタルト、ティラミス、そして、フキノトウのジェラート・・・・(´・ω・`)
( *´艸`)はい、確かに、ジェラートの中にフキノトウが入っていました。
本来、甘いだけのジェラートの中に、ほんの少し苦みが合わさることによって、全体がキュッと引き締まるような一皿でした。
ジビエ料理と聞いていたので、ガッツリ肉料理なのかと思っていたのですが、それだけでなく、自然の恵みを味わうことの出来るお料理のラインナップ。
特に、山菜の活用の仕方はとても勉強になりました。
(山菜って大抵、天ぷらとかお浸しとかが多いから)
シェフの、素材に対する愛情と、お料理を楽しむ思いが伝わってきて、とても気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。
今度は、また違う季節に行ってみたいと思います!