金峰山と瑞牆山|新緑と梅雨入りとシャクナゲと

金峰山と瑞牆山、新緑が出そろった梅雨入りの季節にシャクナゲを愛でる旅。6月上旬登山ツアーの下見でのんびりと歩いてきました。この金峰山・瑞牆山の縦走は梅雨時期でもとても良くて、雨に降られても森林限界を越える部分は金峰山荘より上の部分だけ、状況判断しやすくて風に吹かれる時間が短いのがステキなところ。梅雨時期は新緑出そろった葉っぱもどんどんと成長、苔も活き活きとして森の中が心地良いです。
廻り目平から入り、いつも水の綺麗な西股沢沿いの林道を歩き、沢を渡ってアズマシャクナゲ・ハクサンシャクナゲの森へ

シャクナゲはまだ 苔観察

シャクナゲの森に入る、ツアーは10日くらい後なのでその頃に咲いてくれるのはどれだー?と探しながら登りました。ちなみに登山道にはアズマシャクナゲとハクサンシャクナゲがあり最初に見れるのはアズマシャクナゲ。葉っぱを二つ並べてみると…

アズマシャクナゲ…葉裏の毛が濃くて、葉身の基部が細い、葉っぱが細長い
ハクサンシャクナゲ…葉裏の毛が薄くて(それでも毛深いけど)、葉身の基部が太く、時に葉っぱが巻いたりする
西股沢奥のシャクナゲ登山道はもう少し後かなという感じでした。カラマツやコメツガの針葉樹林帯に入ると梅雨時期に活き活きとした苔たちが、今回は図鑑を持ってきたので苔観察、地面に這いつくばり苔を愛でてぜんぜん進まないのでした。

山頂はガスでした 鷹見岩は景色良し

金峰山荘を越える標高になるとガスに覆われて、五丈岩もチラリ見える感じ、残念だけど仕方なし。山頂はサラリと。千代ノ吹上へと標高を下げていくとガスから抜けて天気も良くなっていきました。
コメツガの針葉樹林帯では苔チェックしつつ、大日岩まで来るとシャクナゲの蕾が色づいて!少し下ると咲き始めていました。
咲いているシャクナゲにホッとしながら、今回は時間があったので鷹見岩にも寄ってみました。登山道から外れシャクナゲのトンネルを抜けると15分くらいで鷹見岩の山頂。この頃には山頂のガスもとれて鷹見岩からは360°見渡せ景色良し!今日歩いた稜線を見渡せる時間があればおススメポイントです。
今日は冨士見平で幕営、翌日一緒に登るMガイドとヤマ合流、テントと夕食を荷揚げしてくれて大名登山です、夕食をゴチになり酒飲んで21時には爆睡でした。

冨士見平から瑞牆山へ

翌日、冨士見平から瑞牆山へ。めちゃめちゃぱっくり割れた玉子岩を横目に登っていくとすぐにシャクナゲが出迎えてくれました。瑞牆山はアズマシャクナゲが多いのかツアーの頃にはこちらの方が良さそう!沢山のシャクナゲを横目にちょくちょく観察しながら登っていきます。
登山道は鎖場がちょくちょくとあったり巨岩帯を登ったり、変化があって楽しいです。写真ポイントの三角窓をくぐったりしながら登ると、圧巻巨大な小ヤスリ岩。ちょうどイワカガミがそこだけ咲いていてラッキーでした。
山頂付近のシャクナゲはもう少しで丁度よし。ガス掛かっていましたが少し待つと瑞牆山の岩峰群や金峰山も見渡せて良い景色になりました。
下山は小さな花の写真に四苦八苦しつつ、新緑のカラマツが綺麗な瑞牆の森を下り登山口へ到着。のんびりと下見を終えました。